エリック神父様へのインタビュー
2018年 06月 01日
4月17日に夙川教会の助任司祭として着任されたエリック神父様にお話しを伺いました。
〈お名前は?〉
わたしの名前はEric Bautista de Guzman(エリック・バウチスタ・デ・グスマン)です。de Guzmanは名字で、Bautistaはミドルネーム(母の名字)です。Ericは下の名前で、洗礼名でもあります。de Guzmanはドミニコ会の創立者の聖ドミニコの名字でもあります。Bautistaはスペイン語で「洗礼者」という意味です。Ericはスウェーデン王のエリック九世、聖エリック殉教者(祝日は5月18日)の名前です。
〈お生まれは?〉
1981年、フィリピンのマニラで生まれました。
〈ご家族は?〉
6人兄弟の一番上です。弟が1人、妹が4人います。長女は結婚しており、6才の息子がいます。父は3年前に帰天しましたが、母が元気で、毎日、孫の世話をしています。
〈召し出しを感じたのは?〉
小学6年生の頃、小教区立小学校の神父様がわたしに小神学校の入学試験の話をしてくださり、その頃から自分にも召命があるかと考えはじめました。
〈司祭になるまでの道〉
2012年から今年まで、6年間、日本カトリック神学院で養成を受け、多くの方々のお祈りと励ましに支えられて、2018年3月21日に司祭叙階の恵みをいただきました。
〈司祭としてモットー〉
「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます」(ルカ1・46-47)。これはマリア様の歌、「マグニフィカット(Magnificat)」の冒頭のことばです。司祭としてのすべての言葉と行いを神様の栄光のためにささげたいと思います。
〈夙川教会の信徒に一言〉
わたしを暖かい心で受け入れてくださり、いつも感謝しております。新司祭でわからないことがたくさんありますが、皆様と一緒に日々を楽しく過ごして参りたいと思います。これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【略歴】
1981年9月10日 フィリピン・マニラで生まれる
2004年4月1日 来日
日本政府文部科学省から奨学金を受け、山形大学理工学研究科に入学
2007年4月1日 住友電装に入社
2009年4月1日 在大阪・神戸フィリピン共和国総領事館に転職
2012年4月1日 日本カトリック神学院に入学
2017年3月20日 大阪カテドラル聖マリア大聖堂にて助祭叙階
2018年3月21日 大阪カテドラル聖マリア大聖堂にて司祭叙階
2018年4月17日 夙川教会に助任司祭として着任