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カトリック夙川教会月報 巻頭言


by shukugawachurch

ご復活おめでとうございます (2024年4月号)

                                                       
ダニエル 李 昇倫 神父
 イエス様のご復活の大祝日は、祝祭日全体の中で最も重要な祝日です。 福音は週の初めの日の夜明けに起きた事件を述べ伝えています。 マグダラのマリアは早朝に墓に向かいます。 厳格な律法によると、安息日にユダヤ人は行けません。
 しかし墓に着くと、驚いた事に墓を塞いでいた石は、わきへ転がしてありました。 石がよけられているのを見て、マグダラのマリアはイエス様がご復活されたというより、 誰かがイエス様を墓から持ち出したのだと思い、これを墓に対する冒涜行為だと思います。
 「誰かが主を墓から持ち出して行きました。 どこにお連れになったのか、わかりません」。彼女にとって復活は不可解で、とても考えられることではありません。
 マリアがシモン・ペトロとイエスが愛した他の弟子のもとに駆けつけてこのことを伝えると、 二人の弟子は、確認するため墓に駆けつけます。 ペトロと他の弟子が見たもの、すなわち残された覆いと亜麻布がこの驚くべき出来事の証です。
 弟子たちはイエス様の死により、全てが終わったと感じていたため、復活するというその方の予言が、とても現実の事とは思えず、全く理解できませんでした。 福音書にもあるように、この予言も全く明確なものではありませんでした。
 イエス様が「再び立ち上がる」、「再び目覚める」とお伝え下さったその言葉が、弟子たちには何を意味するものなのか理解できず、その方のご復活のため、何の準備もできていませんでした。
 「イエスが死者の中から必ず復活されることを記した聖書の言葉を 二人はまだ理解していなかったのである」。この出来事があって後、弟子たちは、聖書が何を説き、何を伝え、イエス様の予言が何を意味するのかを悟ります。
 イエス様のご復活は私たちの信仰とその心を明確にして下さいました。

by shukugawachurch | 2024-03-30 19:00