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カトリック夙川教会月報 巻頭言


by shukugawachurch

「アーメン」と「従順」(2024年5月・6月合併号巻頭言)

                                                       
ダニエル 李 昇倫 神父

 彼の母親は、これらすべてを心に留めていました。
 私たちが祈る時やミサの時に最も多く使う単語はまさに「アーメン」ではないかと思います。
 「アーメン」の意味は「そうなることを願う」または「そうなりますように」です。その意味から「アーメン」という回答も一つの祈りであり信仰告白であり、もう一つの従順です。
 その従順の姿をよく見せてくれる方がまさに聖母様です。
 イエス様を宿すという天使ガブリエルの言葉に「そのまま叶なうことを願います」という応答は 「アーメン」といった  回答、従順の答えでした。
 シメオンの予言(ルカ 2・25-35)と、エルサレムに残り、律法学者たちと話を交わしている幼いイエス様。
 このような理解できない行動と言葉をただ心に留めておいうこともまた一つの従順です。
 すぐにはその意味が理解できませんが、明らかにその中に大きな意味があると信じる聖母の姿は、従順がどんなものなのかを教えています。
 教会の中で、社会の中で、私たちが理解できない、私たちが知らないことが起きたりもします。
今は知らなくても、私たちが神様の中にいる限り、神様がすべてを知らせてくれます。
 もしかしたら、今は聖母様のように心の中におさめて待たなければならない時間かもしれません。
 私の祈りに答えてくださる時に叫ぶ「アーメン」ではなく、神様の意思が叶うのを待つ「アーメン」、つまり従順でなければなりません。
 私の「アーメン」という答えに神様への「信頼」と「従順」の心が込められているか、考えてみましょう。

by shukugawachurch | 2024-05-26 10:00