カトリック夙川教会月報 巻頭言


by shukugawachurch

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6月10日から東京神学院で、神学生養成担当司祭全国会議が開催されました。全国(九州地区を除く)から30名弱の司祭が集まり、神学院の現状や問題点等の報告を聞きました。全体会議では、神学院常任司教委員会より大塚司教が来院し、講和がありました。その中で特筆すべきことは、東京カトリック神学院と福岡サン・スルピス大神学院(九州の五教区の神学生養成所)が来年4月より合同し、日本カトリック神学院が開校することになったことです。日本におけるカトリック教会で働く教区司祭をめざす神学生を養成するために、両神学院を合同することは画期的なことです。その目的は、日本の司教団が1つとなって、教区司祭の養成の責任を果たすためです。
 合同による最大のメリットは、これまでの神学院の神学生が、ともに一つの神学院で養成されることで、神学生のころからの交わりが生まれることです。
 日本の教会全体のために福音宣教する仲間意識と宣教の視点を、神学生のときから持つことができることです。
 今まではなんとなく、九州の五教区の司祭との交流がなかったため、一つの溝を感じました。両神学院を合同は、一つの神学院を廃止することではなく、そのまま残し、初年度養生と哲学科は、東京キャンパスで学び、神学3年間は福岡で養成されます。そして、最後の1年間(神学科4年生)助祭コースは、東京で養成されます。当分の間(約6年間)はこの形で養成されます。現在、東京神学院では、38名の神学生が養成されています。そのうち3名が、大阪教区神学生です。私たち信徒は、心を一つにしてかれらのために祈らなければなりません。また、全国の神学生のために祈り、経済的にも支援したいものです。神学院の養成費は、年間約1億6千万円かかります。私たちは、ひとりでも多くの神学生が誕生するように力強く祈り続けたいものです。



梅原 彰 神父


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by shukugawachurch | 2008-06-23 16:50