カトリック夙川教会月報 巻頭言


by shukugawachurch

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                      梅原 彰神父

六月より八時半の子どもとともにささげるミサは子ども用の典礼文を使うことにしました。
第二ヴァチカン公会議の「典礼憲章」では典礼が行動的参加が強調され、進められてきました。
しかしミサの式文は成人の参加者を想定しているため、子どもにとっては、依然として分かりにくい部分があり、行動的参加を促すことが難しかったのも事実です。そのためミサの内容を変えることなく、子どもが参加しやすく、その信仰を育てる力となるようミサに対する要望が当時の教皇庁典礼聖省に寄せられました。
日本司教団も子どもとささげるミサの式文を発行し、全国で試用され、修正が加えられ典礼秘跡省に提出し、
二〇〇一年十月六日付けで同省より認証を受けました。四、五年前川邨神父さまのころ使用されていたようです。今はミサの中で母国語の使用が許可されています。しかしそのことばやしるしは子どもの知能に十分適応しているとはいえません。子どもが教会の中で長い年月理解できないままで、ミサにミサに与っているのであれば、子どもにとっては霊的損失です。イエズスは「子どもを抱き上げ、祝福された。」(マルコ10・16)
教会はキリストと兄弟との交わりのうちに成長していくよう配慮する必要があります。子どもがミサに与り、感謝の祭儀の中に示される意味を少しでもよりよく理解し喜びをもってミサに与るよう指導することは大切な事です。親は自分の子どもに洗礼を与えた責任を自覚し、毎日子どもとともに祈ったり、一人で祈るよう指導することによって、子どもに祈ることを教える義務があります。子どもがこのように幼い時から導かれていれば家族と一緒にミサに与り、典礼的共同体の中で容易に歌ったり、祈ったりし始め、又ご聖体の神秘を少しずつ感じ取るようになります。子どもが分かることばで祈り歌い、聖書のことばを分かりやすい説教で味わい、自分たちで共同祈願を唱え、子どもが奉納行列をし、分かりやすい奉献文を唱え、子どもが侍者をし、みんなで行動的なミサをささげることは大きな喜びです。こうしたミサをささげることによって、子どもが福音にこたえるものになるのです。

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by shukugawachurch | 2009-06-07 14:51