カトリック夙川教会月報 巻頭言


by shukugawachurch

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主任司祭 梅原 彰


 新しい駐日アメリカ合衆国大使 キャロライン・ケネディさんが、十一月十五日、日本にやってきました。ジョン・F・ケネディ大統領の娘で、大統領が暗殺された(一九六三年)とき、彼女は五歳でした。
 アメリカ合衆国政府は彼女を駐日大使として送ることを、日本に前もって知らせていたので、日本政府も成田空港に迎えに行ったのです。
 実は、神はこの世にメシアを送るにあたって、色々なときに預言者を通して、具体的に教えてくださったのです。預言者イザヤはイエズスの誕生の七百年ほど前に「あなたたちにしるしを与えられる。見よ、おとめが身ごもって男の子を産み、その名をインマヌエル(神がわたしたちとともにおられるという意味)と呼ばれる」と預言しています。
 預言者ミカはメシアの誕生の場所について「ユダの地、ベツレヘムよ、お前はユダの中の氏族のうちで決して最も小さな者ではない。お前から一人の頭(かしら)が出て、わたしの民イスラエルを牧(ぼく)するからである」。
 また、メシアの誕生後、メシアがエジプトへ避難することについては、預言者ホセアが「わたしはわが子をエジプトから呼び出した」と預言しています。
ベツレヘムとその地方全体にいる二歳以下の男の子が殺されることについては、預言者エレミヤが「ラマで声が聞こえた。嘆きと大きな悲しみの声が。子らのために泣くラケルの声が。彼女は慰めを受けつけない。子らはもはやいないのだから」と預言しました。
 イエズスの誕生の何百年も前から、預言者によって語られたことが、すべてイエズスのうちに実現していることを照らし合わせると、イエズス・キリストこそ神から預言されたメシアであることは明らかです。
 ただ、イエズスの誕生にまつわることだけではなく、その一生涯の主な出来事についても、特に、死と復活についても預言者によって預言され、それらがすべてイエズスにおいて実現していることは見事と言わざるを得ません。神は人類救済という使命をイエズスに託されたのです。
 神は準備周到に預言者を通して語ってくださっていたのです。それを知るためには、旧約聖書をしっかり読む必要があります。イエズスは神でありながらも人々の救いのため、人間となってくださったのです。
 ヨハネは「神はその独り子をお与えになるほどに、世(人々)を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」と述べています。
 イエズスが人となられたのは、私たちを神と和解させて救うためでした。
 「神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子(みこ)をお遣わしになりました」。
 イエズスこそ真のメシアであり、約束された神のみ子なのです。だからこそ、私たちはクリスマスをお祝いするのです。





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by shukugawachurch | 2013-12-01 00:00