カトリック夙川教会月報 巻頭言


by shukugawachurch

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私たちも宣教者

                                                       
主任司祭 梅原 彰

 今年の夙川教会の受洗者は、2名の男性と8名の女性、3人の子どもたちの13名でした。復活祭には6人の初聖体の子どもたちがいました。嬉しそうに着飾り、両親や友だちに見守られ、初聖体をいただき、復活祭をともに喜び祝いました。
 それから早や2ヶ月が経ちます。
 6月1日には主のご昇天を祝いました。弟子たちは全世界に福音を宣教に行くように命じられたのです。私たちは主のご復活の喜びを祝い、復活されたイエズスが今も私たちとともに生きてくださっていることを信じ、確認したのです。主のご復活の日より40日目に、天国へ昇られ、御父のもとに帰られたのです。イエズスは御父のもとから人間となってこの世に来てくださり、十字架上の死という贖いを通して救いを成し遂げられたのです。
 しかし、主イエズスは弟子たちを孤児のようにされたのではありません。父のもとへ帰ったら、御父とともに、「あなたたちの助け主、慰め主を送る」と約束してくださっていました。そのため弟子たちは主の昇天後、エルサレムに帰り、聖母マリアとともに祈りながら聖霊降臨を待ち望んだのです。その10日間は弟子たち一人ひとりが主イエズスと出会った喜びや3年間寝食をともにしたとき体験したいろいろな話や、イエズスのなさった奇跡等、走馬灯のように脳裏をよぎったことでしょう。そして、自分たちが弟子として選ばれた誉れと喜びを強く感じたと思います。と同時に、このイエズスの救いのメッセージを全世界に宣べ伝えなければならないという強い使命感も深まっていったことでしょう。
 そして主の昇天後10日目(主の復活から50日目)に、弟子たち一人ひとりの上に、舌の形をした炎の姿で、風の音とともに聖霊が降ったのです(この日が教会の誕生日)。
 聖霊をいただいた後の弟子たちは変わりました。逃げ隠れしていた臆病な弟子が勇気ある弟子に、沈黙からキリストを宣べ伝える宣教師に生まれ変わったのです。「わたしたちは人に仕えるよりも、神に仕える」と宣言し、力強くイエズスこそ真の救い主であることを、身を投げ出して宣教したのです。このような弟子に成長させた方こそ聖霊です。弟子の宣教活動については使徒言行録に詳しく述べられています。
 私たちも洗礼と堅信の恵みによって、宣教への使命をいただいているのです。私たち一人ひとりのキリスト者が家庭や学校、社会の中で、キリストを言葉と行いによって証しするよう召されているのです。聖霊の力に信頼して、キリストを宣べ伝えましょう。

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by shukugawachurch | 2014-07-01 00:00