カトリック夙川教会月報 巻頭言


by shukugawachurch

<   2016年 02月 ( 1 )   > この月の画像一覧

                                                       
コーナン・ミシェル 神父


 今年も1月18日から25日まで、全世界でキリスト教の一致祈祷週間が開かれました。毎年一つのテーマに沿って、祈祷週間にカトリックとキリスト教の諸教派が、心を一つにして、一つの教会に集まり、信仰一致を目指して祈るわけです。今年のテーマは、〈主の力あるわざを広く伝えるために招かれて〉(1ペトロ 2・9 参照)でした。
 エキュメニカル礼拝に参加することは、キリスト者同士で祈りを捧げる、たまにしかない機会だから、心が喜びに満たされます。キリスト様の大きな喜びになるからです。ところが、礼拝が行われる前に、参加者に祈りの言葉を書いた文書を渡さなければ、〈主の祈り〉など、翻訳によって言葉遣いが違い、皆がそれぞれの祈りを熱心に唱え、不思議な雰囲気に変わってしまったことがありました。
 神戸港に寄留する船舶の乗組員の司牧を行うようにと、田口大司教様から頼まれ、キリスト教一致祈祷集会に参加したとき、心から一致を目指していたのに、一致できなかったのです。牧師さんと私の唱える言葉遣いが違っていたから…。主が教えてくださった祈りなのに!
 日本でこの一致運動が、祈祷会の形になったのは、1968年頃からでしょう。キリスト様は、今年も、根本的には同じ心を持つ私たちが、一致を目指して、もう一歩進むことで、よりキリスト様の愛の証人になるように、期待しておられるでしょう。偏見を捨てて、一致のないところに、具体的なことを実行していくようにしてはいかがでしょうか? 例えば、市内のプロテスタントの教会を訪れること、聖公会の御堂で祈りを捧げることなど、機会があれば、その教会の司祭あるいは牧師先生に挨拶をしてくることを、ぜひお勧めしたい。カトリックも、聖公会、正教会、プロテスタントも、お互いを尊重し合う態度で、キリスト様の望んでおられる一致の目的まで、ともに歩んでいけば、キリスト様は大喜びなさるでしょう。その目的を目指して歩んでいきましょう。






カトリック夙川教会のホームページに戻る



[PR]
by shukugawachurch | 2016-02-01 00:00