カトリック夙川教会月報 巻頭言


by shukugawachurch

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コーナン・ミシェル神父


 日本では、キリスト者がまだとても少ないのに、クリスマスを私たちとともに喜ぶ人がとても多いですね。夙川教会にもごミサに参加する人が溢れかえるようで、とてもありがたいことです。お祝いの雰囲気を味わいたいと思ってこられるのでしょう。

 その人たちをよく迎えられるように、担当者は美しい馬小屋を作ったり、オルガニストと聖歌隊は長い練習に励んだり、侍者の子供たちは役割を覚えたりして、皆の協力で、救い主の誕生を準備するのです。街のクリスマスの華やかさとは違った、静かな救い主の誕生の喜びが、クリスマスキャロルの歌声の中伝わることを願っています。

 さて、この聖堂を建てたシルヴァン・ブスケ主任司祭は、聖人になったばかりの幼きイエズスの聖テレジアのメッセージを熱心に伝えたり、聖テレジアに関する本を書いたりして、夙川の聖堂を聖テレジアに捧げました。そして1943年、深い信仰を表して、日本の教会の殉教者となりました。

 久しぶりに大きな祭壇の後ろのアルコーブに戻ってくるはずの夙川教会の幼きイエズスの聖テレジアは、私たちの準備をご覧になって、きっと喜んでくださっているに違いありません。聖テレジアは、ブスケ神父と同じ宣教師の心でひとりでも多くの人がイエズス様のもとに来ることを執り成してくださるからです。
 
 聖テレジアは私たちにこう語りかけています。「あなた方は、ひとり残らず、私たちの救い主イエズスさまから大事にされています。感謝して喜んで生きなさい。いけないことをしても(ゆるしの秘跡を忘れなしでね!)。あなたは、かわいい大切な存在なのですよ。」

 信仰の恵みをいただいた私たちは身近な人々に「一人ひとりが愛され、この世に生きている」ありがたさを伝えられるような、優しさと温かさを持って、クリスマスを迎えたいと祈っています。






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by shukugawachurch | 2016-12-01 00:00